その中国人のおじいさんにいろいろな遊びをしてもらいました。ちり紙をテープ状に切り、唾でしめらせたものを額につけて、その紙が地面に落ちないように走るとか、障害物を飛越えるとか、そういう遊びが多かったように記憶しています。今から思うとそれが「童子功」つまり「幼少時の鍛錬法」だったんでしょうね。当時の私はそういうことにまったく気がつかないまま、楽しい中国人のおじいさんと遊んでもらっていたのでした。そうやって遊んでもらっているうちに成長し、私が6歳になったとき、そのおじいさんが私に「弟子になるか?」と尋ねました。正直なところ「弟子」というのがどういうものかまだわかっていなかったのですが、そのおじいさんの家来になって、楽しい旅をしたり、悪い人を退治したりするのだろうかと思い、あまり深く考えずに「弟子になる」と返事をしてしまったのでした。そして簡単な入門の儀式があり、6歳の弟子が誕生したわけです。
「站椿」を調べてたら出逢ったサイト。「ベスト・キッド」どころじゃない話。ずっと読み耽ってしまった。AutoPagerizeはOFFが良いみたい。
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